予防歯科・定期検診

予防歯科・定期検診

定期検診とむし歯予防の
違いについて

定期検診とむし歯予防は、同じではありません

よく、定期検診=むし歯予防と思われるケースがあります。しかし、実際はそうではなく、

定期検診…お口の中に、悪くなってしまっている部分がないかのチェックや確認
むし歯予防…お口の状態が悪くならないための対策をすすんで行うこと

という違いがあります。むし歯予防の方が「一歩踏み込んで行う」ものである、ということです。
モリタデンタルクリニック では、GBTを活用したハイクオリティなメンテナンスを行っています。

GBT(Guided Biofilm Therapy:誘導的バイオフィルム療法)によるメンテナンス

GBT(Guided Biofilm Therapy:誘導的バイオフィルム療法)とは

GBT(Guided Biofilm Therapy:誘導的バイオフィルム療法)とは、ヨーロッパの歯周病専門医、う蝕専門医、歯科衛生士の協力を得て、スイスのEMS社が臨床的に証明された技術に基づき開発したメインテナンスの手法です。
最新機器「エアフロー プロフィラキシスマスター」を使用した、予防歯科の新しいアプローチ法です。

GBT(Guided Biofilm Therapy:誘導的バイオフィルム療法)によるメンテナンスの流れGBTによるメンテナンス方法

Step01
検査

・むし歯、歯肉炎、歯周病の有無を含めた、歯と歯肉の状態を確認します
・(インプラントをしている方)粘膜炎、インプラント周囲炎の有無など、インプラントの状態を確認します
・高濃度次亜塩素酸水で洗口

Step02
染出し

・歯を染めて、歯周病やむし歯の原因となるバイオフィルムを見えるようにします
・染出しをしたバイオフィルムを除去の指針にします
・バイオフィルムの除去によって、かんたんに歯石を検知することが出来ます

Step03
情報提供

・患者様へ、お口の状態を共有します
・現在の状態を踏まえた上で、今後のお口のケアについてお話をさせて頂きます
・使用した方がいいツール(歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなど)をご提案させて頂きます

Step04
エアフローによる清掃

・細かな粒子をジェット噴射するエアフローを使用し、お口の清掃を行います
・歯肉の縁、縁下4mmまでの溝に対して、平均粒子14μm のプラスパウダーでバイオフィルムを除去します パウダーはエリスリトール(細菌抑制効果があり歯を傷つけない)
・エナメル質に残った頑固なステインは、レモン味のパウダーで除去します

Step05
ペリオフローによる清掃

・超微細なアミノ酸を高圧で吹き付けるペリオフローにより、歯肉の縁下4mm〜9mmまでの歯周ポケット内にあるバイオフィルムを除去します
・歯周ポケットの深さがわかるようメモリ付きのペリオフローノズルをご用意しています

Step06
残った歯石の除去

・スマートピエゾン機能とチップPSを使用し、歯肉の縁下10mmまでの清掃をします
・10mmを超えるポケットの場合は、ミニキュレットを用います
・インプラントや修復物周囲は、チップPI を用います

Step07
確認

・バイオフィルムが残っていないか、最終チェックを行います
・歯面にフッ素を塗布します

Step08
次回のメンテナンスについて提案

・お口の状態によって、適切な次回メンテナンス時期をご提案します

専任の担当歯科衛生士によるアドバイス

当院の予防歯科では、担当歯科衛生士制を採用しており、歯科衛生士による充実したサポートを行っております。

担当制を取るメリット

毎回同じ歯科衛生士がメインテナンスを行うため、きめ細やかな処置・指導が可能となります。あなたのお口の状態やライフスタイルをよく理解した上で、ぴったりのケアを行うことができるためです。

歯科衛生士が行うサポート

予防歯科では歯科医院でのクリーニングのほかに、歯磨きをはじめとしたセルフケアの方法もお教えしています。磨き方の指導はもちろん、歯ブラシなどのアイテム選びのサポートも行っております。
また、院内の治療やケアでも使用している「殺菌水(高濃度次亜塩素酸水)」の販売も可能です。ご購入を希望される方は、お気軽にご相談ください。

さらに、生活習慣についてのアドバイスも実施しています。特に食生活の指導には力を入れており、食品に含まれる糖分の量や、年齢を考慮した栄養バランスなどについて詳しくご説明することも可能です。